団体概要

理事長あいさつ

 2016年にNPO法人として歩き出した「あなたの街の応援団」は、2019年に都城市社会福祉協議会からぽかぽかサロンを引き継いで、6年経ちました。「孤独にならざる得なかった環境、孤独を好む心、孤独から逃げ出したい心、お抑えている感情、絡まった感情、変わりたい気持ち、取り戻したい人生」等、この6年間、たくさんのユーザー(利用者)の心の声を聴かせていただきました。中でも、ユーザーの人生の回復を目の当たりにし、共に喜びあえたことは私を始めスタッフの成長につながりました。
そして、孤立者を減らすには、本音が言える居場所を運営し続けることが効果的である事が確信となり、2025年 都城市地域活動支援センター1型事業を受託、新たな一歩を踏み出すことができました。

 しかし、組織として、ワンステップあがることは、より専門性を磨き、より多く、地域の方とタッグを組まなければなりません。そのことはこの事業の楽しみでもあります。
 皆様、生きづらさや孤独を抱えている方の声を一緒に聞いてくださるお手伝いをしていただけたら嬉しいです。

特定非営利活動法人あなたの街の応援団
理事長 榎木やすよ

活動概要

 私たちは、精神科に勤務し訪問看護を経験した看護師が代表を務める団体として、地域に根差した生きづらさを感じている方への支援を行ってきました。その後、保育士、児童厚生員、認定心理士、民生委員などのスタッフが加わり、さらに公的機関や福祉を熟知した他の職種との連携し、いくつかの企業・関連の団体とネットワークを結ぶことができるようになり、平成28年7月にはNPO法人を立ち上げるに至りました。
 宮崎県においても、少子高齢化の問題は全国規模で高くなっている自死者数の問題と重なっている現状にあります。生きづらさを感じておられる方々を地域で発見し、それを早期支援につないでいけないものでしょうか。
 私たちは高齢の方や精神疾患を抱えておられる、また育児に困難を感じておられる方々とその家族の方々への支援を目指します。その支援の中に、同じ当事者(ピア)からの支援を加えることも考えています。そのことは専門職による支援では得がたい安心感や自己肯定感が得られる事があります。
 私たちの目標は社会的に生きづらさを感じている方として置かれている方々にとっても地域で生活しやすい環境をつくることです。

電話での相談を中心にうけたまわっています。

※コロナ禍で活動を中止です

「弱さを力に」精神病を患った方お互い話ができるよう支援しています。
「こころの孤独」に寄り添うための相談窓口です。
障害や介護、育児などによる悩みを相談していいかわからない・・・
そんな方たちのために駆けつけます。

私たちの想い

私達は、生きづらさを感じている方々の代弁者として行政や地域住民に思いを伝え、繋いでいく活動をしていくことが役割だと思っています。
自分を助ける力=自助力の再確認とつながって助け合う互助力の向上のために今後も走り回っていきます。

沿 革

平成27年 4月任意団体 あなたの街の応援団 設立
かかりつけ看護師事業 開始
「大地の力を食べよう」食育支援 開始
平成27年 12月えん結びネットワーク活動 開始
平成28年度都城市自殺対策専門部会員となる
平成28年 7月NPO法人 あなたの街の応援団 設立
平成30年 4月WRAP研修会開始
平成31年 4月都城市福祉課より障がい者日中活動支援事業を受託
毎日型のぽかぽかサロン運営を開始
毎月型の高崎・高城・山田・山之口の各支所サロン運営を開始
令和元年 5月ピアサポーターと協働し支援を開始
令和7年 1月都城市地域活動支援センターぽかぽか運営を開始
令和7年 8月WRAP研修会 活動終了